アートとサイエンス

実は[ひらめき]
昨年末から一つ、新しい仕事を始めました[NEW]
なんと[ダッシュ(走り出すさま)] 国のプロジェクトに携わっております(笑)
◆革新型電池の実現へ!最先端基礎技術開発プロジェクトをNEDOが成功へ導く◆

私は実は大学〜大学院は理系の出身で、卒業してから数年間のカタギ時代は、ハイブリッドカーに搭載する車用の電池と、携帯電話用のリチウム2次電池の研究開発をやっていまして[ペン]
入社一年目で震災、その後やりたかった音楽を志して、30を前にしてカタギから足を洗い、現在に至るわけですが
去年の半ばくらいから、やっぱ科学も研究も好きなんだよな、という気持ちがふつふつと湧いてきました[かわいい]
きっかけは、 ハイブリッドワーカー という本。
この本自体は読んでないのですが、タイトルを見た瞬間から、自分の心の奥深くにしまって、隠しておいた箱を、つん、と突かれるような。
音楽も好き、でも研究も好き、でも、どっちかしかやっちゃだめなのかな。。。。でも、いっぺんには、やっぱ出来へんよな、、、という、迷いのような、あきらめのようなもの。
それが、昨年春、NYCに行ったあたりから、音楽が当然一番やけど、研究もやっぱり好きなんよなあ。。。でも、どうしたらいいのかな、、、という気持ちがだんだん出てきて
そして、2度目にNYCからに帰ってきたときに、とても自然に「つか、別に、両方やったらええんちゃうん[ひらめき]」と思うようになりました。
でも、そうやって、両方やるなら、何でもいい、というわけではなく、研究も、「これも自分の一つです」と言える仕事をしたい、と思っていた矢先
何かおもろい仕事ないかなと思って登録していた、研究職専門の派遣会社の担当者さんから電話がかかってきました。
「奥本さんに、どうしてもご紹介したいお仕事が発生したんです。リチウム2次電池の研究開発のお仕事なんですが、人を探されてたある仕事先の担当者の方が、奥本さんのプロフィールを見て
”僕、この人知ってるかも” っておっしゃるんです。お名前とか、大学、会社名は伏せてるんですが、多分そうちゃうか、とおっしゃって。」
「へえ。。。。?ちなみにその方のお名前を伺ってもいいですか?」
「はい、X社のKさんと言う方なんですが。」
X社。。。Kさん。。。。X社は私の昔の職場。私が知ってる範囲で、旧職場でのKさんは一人だけだったので、下の名前を何とか思い出して、フルネームで尋ね返してみたところ
「そうです!!!!ご存知なんですか!?!?」
知ってるも何も。このKさんと言う方。
私が当時、非常に尊敬していた人で、実はここ数年、折りにふれ、それにしてもあの人は凄かった、と何度も思い出していた人。
とにかく、こんなに切れる人が世の中に居るのかというほど、切れる人なんです。
んで、【よく学び、よく遊ぶ】を地で行く人。
会社がフレックス制度を導入するや、いち早くそれを実行して、自分のライフスタイルに仕事を合わせる、というのがうまい。
仕事に生活を合わせるんじゃなく、自分に仕事を合わせるんだという生き方は、この方から自然と学んだ気がします。
そしてとにかく仕事が早くて、無駄な規則や慣例は全部ぶち破り、その時最も適切で早い手段でもって、仕事を次々にこなしていく人[新幹線]
研究という分野は、その仕事の性質上、どこで区切るかの判断が難しい場面もあるんですが、これはもうやっても意味が無い、と決断するのも早ければ、それは誰もやってない手法でも、うまくいくかも、行けたらおもしろそう、ということに対しては、力を惜しまない。
スキューバやスキーもたしなみ、宴会好きの旅行好き。単なる会社の飲み会にしても、何か企画的なものを考えてやっておられた印象があります。
その方は技術研究所の方だったんですが、私がいた分析の部門といつも共同で研究をしていて、よく打ち合わせに来られてたんですが
当時、Dunhillの赤い箱の煙草を吸っておられて、胸ポケットからその煙草を出されるのを初めて見たときは、この人、持つもの全部に自分のこだわりある人なんやな、、、と思ったものです。
・・
で、派遣会社がKさんに連絡したところ、やっぱり私だったのなら、ぜひ会いたい、面接に一度よこしてくれ、と言われ昨年11月、実に11年ぶりに、Kさんにお会いしました。
Kさんは、私が音楽やるために会社を辞めたことも当時から知っていて、それで、今はどうなの?NYCとか行ってたんやろ、と色々聞かれ
私が、あくまで音楽が本業、でも、研究ももし出来るのならやりたい、でも、ライブがやはり優先なんで、休んだり、ってこともあると思うし、不規則な生活なので、頑張る気持ちはあるけども、正直両立出来るか若干不安もありますが、と包み隠さずお話したところ
「ライブって、別に前の日に決まるってことは無いんやろ?ツアーとかも。NYC明日から1ヶ月行ってきます、ってことも無いやろし。
前もって言うてくれたら、別にそこは自分のスタイルに合わせてくれたらいい。
仕事の時間とかも、その都度相談してくれたらいいから。
僕は奥本さんは、仕事をてきぱきこなす人で、意見も言える人っていう印象がある。
君に来てもらえるんやったら、こちらとしては、非常に助かる。
ぜひ音楽と、研究の仕事を両立して欲しいと思っているんやけど、どうですか。」
以前からずっと尊敬していた人が、各社から送られてきた数ある人材のプロフィールの中から、名前も大学名も社名も伏せてある、ただ電池の研究開発の経験年数と、今音楽やってる、っていうことだけが書いて在るプロフィールで
11年前に一緒に仕事をしていた人じゃないか、と、思い至ってくれて
もしあいつなんだったら、ぜひそいつに来てもらいたい、と言われ
しかも仕事内容は
研究所での、国家プロジェクトでの電気自動車用の電池の開発、という最先端の仕事。
音楽のことも理解してもらえる職場で、しかも車通勤OK。
・・・・断る理由は、全く、私にはありませんでした。
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今の家に引っ越してきて、移動時間などがほぼ無くなったおかげで、比較的時間が出来て、オフ日も増えて、夏頃は喜んでた時期があったんですが
何なのか、、、何だか、どうにも、物足りない。。。。。
毎日2、3本コアリズムやっても、ライブを沢山計画しても、誰かのライブを見に行っても、CDいっぱい聞いても、いっぱい練習しても、何かが、足りないのです。
そして10月、NYCに行って、ほとんど寝てない状態で2週間過ごして気付いたのは
私は結局、仕事が趣味みたいなもので
動き回ってないと、同じ水のところに留まっていたら、気持ちも身体も腐ってしまうのです。
ばりばり音楽して[るんるん] ばりばり働いて[パンチ]
好きなもの買って[ブティック] 美味しい酒飲んで[バー]
国内外問わず、好きな土地行って[飛行機]
別に一つのことにこだわらず、あっちこっち、八面六臂に動き回る[台風]
それが、やっぱ、私らしいんかなーと[わーい(嬉しい顔)]
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そんなこんなで、12月末から、平日昼間は研究の仕事をしつつ、ライブも、レッスンも、セッションも、そして更には音楽制作の仕事も、っていう日々を過ごし始めて、今日で1ヶ月が経ちました。
仕事が仕事を呼ぶのか、研究の仕事を始めてから、なぜかライブやレッスン、出演依頼も以前より増えました。毎日が分刻みですが、とても充実しています。
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ちなみに、私の出身大学&大学院の学部名は、「総合科学部」なんですが
英語表記は
【Department of Arts & Sciences】
アートとサイエンス。
・・・そうなるべく、定められた運命だったのでしょうかね、そのときから。
年末に、学生の時の研究室時代の教授と助教授、そして仲間達と同窓会があったのですが
「まあ、そうやって何でもかんでも全部やり切る感じが、めぐみさんらしいっすわ[ダッシュ(走り出すさま)]なんか、更にパワーアップしてますね(笑)」
と、教授の先生を始め、みんなが喜んでくれました。
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全くもって、本当に、今年からは
自分の能力で使えるものは全て駆使して、生きて行く
そんな日々になりそうです[るんるん]
一日の端から端まで使い切って、くったくたになってぽてん、と寝て、また朝からがっつり動き出すそんな毎日ですが
身体の疲れは、寝たら治ります。
心の疲れは、寝ても治りません。
だから
心が疲れないように、生きていけばいいのかな、と[晴れ]
普段から寝付きは別格に良い私ですが、今までよりもさらに寝付きも早く、眠りも深くなって、朝もすっきりと目覚められます[晴れ]
でも、私は私であって、人とは全然違う生き方ですが
そういう生き方でいいんだってことも、みんな、昨年のNYCが教えてくれたこと。今年は、初夏の頃に行こうかな☆
そんなわけで、久々の白衣。今いる研究所では、白衣か作業着か選ばせていただけるんですが
科学者はやっぱ、白衣でしょ!!(笑)
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