一足の靴

金曜日の午後の研究所は、何となくいつも
のんびりとした空気が流れています[三日月]

今日は急いで帰らなくてよかったので
仕事終わりの居室で、同僚ら7人としょ〜もない話をしていたら
話が弾んでしまい、知らん間に2時間も過ぎてた。
けどみんなが、のんびりと時間を楽しんでいました[いい気分(温泉)]

明日から休み、というあの空気感[晴れ]
あの空気感が、実は、とっても好き。
ミュージシャンだけやってたら、絶対に味わうことの出来ない、あの感じ。
さあ、あと半日頑張ればお休みだ!っていう共通の空間にある
ちょっとした日常のスペシャル感[ぴかぴか(新しい)]

なので金曜日のランチは少しだけ、特別なところに行ったりする。
前から調べてたところにみんなで足を伸ばしてみたり
焼肉ランチで昼間っから七輪で上ロース焼いたり(笑)
研究所のメンバーは皆大人で
良い意味で、”普通の人”。

一般人、というくくりがもしあるとしたら、研究所のメンバーがそう。
社会人としてのフラットな視点。
仕事柄、それぞれに個性的ではあるけれど。
でもふと、自分が素に帰れるのは
実はここなのかもなぁ。。と思う今日この頃です。

サイエンスの現場を10年離れての現場復帰は
最初はブランクが大きく、取り戻して、新たな知識を入れるのに
かなり時間を要しましたが
戻ってみると、ああ、結局やっぱり、この仕事、好きなんだよなー、と
つくづく思うのです。

ミュージシャンとは全く違う人種との仕事。
用語も違う、業界も違う。

で、一見、音楽と研究という二つの仕事は
とてもかけ離れているように見えるけれど
無から有を生み出して
それを形にする、という視点では全く同じ。
研究者とミュージシャンの、根幹的な体質は
比較的似ている。

なので、今の自分は、二足のわらじを履いている、というよりも
1足の靴。
右が音楽、左が研究。
右の靴と左の靴は、重ならないけど
鏡写しで重なる鏡像体。

この研究プロジェクトは、あと5年ちょい。
その後どうするのか、考えることもあるけれど
そんな先のことは、やっぱり
分からない。

でも、研究所に来て1年半。
この靴の履き心地は、とってもいい。
何とも、いいバランス。

何より、今の研究所は、人が、良い。
朝起きるのがしんどくても、研究所に行って、コーヒー入れて
気のいい同僚らと話しているうちに、活力が出て来る。
それがまた、さあ、帰って音楽やろう、という気持ちにもなる。
今日、同僚と話が弾んだ帰り道、ふと
あーなんか、両方頑張ろう、と思った。
音楽も研究も。

今、自分が出来ることを、ちゃんとやろう。
研究所で今、課題を与えられている装置は
先輩曰く
”それが使いこなせたら、ここの仕事終わってもその後仕事あるで”
というような代物。

理論も難しく、今まで以上の勉強が必要。
音楽も、超えるべき大きな山が、目の前にある。
それを超えて何があるのかは分からないけども
越える必要があることだけは分かる。
その向こうに結果があるなら、ラッキー。
と、つれづれに思った、水無月最初の週末の夜[夜]

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