仮定形

好きな言葉、ってのは色々ありますが、今日はその逆の話。
「●●しなきゃ」「●●しなくては」「●●しなければ」
自分は使わないし、聞くのも好きじゃない言葉。
自分でこの言葉を使った瞬間に、ああ、そう思ってるくらいなんだったら、その●●、をやること自体、考え直すべき位置に来ているのだな、と思う言葉です。
例えば、「がんばらなきゃ」「練習しなければ」「もっとやらなくては」
この言葉は、すごく頑張って、自分を追い込んでいるように見えるし、アピール力もあるけれど、音楽的に言えばこの言葉は偽終止。まだ、終わってない。動詞の活用形でいえば、仮定形。つまり、後ろがあるはず。
本来ならば
「●●しなければ、~~になる」 と、文章は終わるはず。
ここに、この「●●しなきゃ」の本質がある気がします。しなきゃ、どうなるのか?
しなきゃなー、と思ってしまうようなことなんだったら、本来別にやりたくないことなんじゃないだろうか。
がんばらなきゃ、やらないようなことなんだったら、やらない方がいい。
練習しなくちゃ、と思うようなことなんだったら、練習しなくちゃ、自分はどうなるのか。
もっとやらなくては、と思わなければやれないんだったら、そんなにやらなくちゃならないことなのか。
頑張りたいから、やるんだし
うまくなりたいから、練習するだけだし
やりたいから、やるだけ
もっとやらなきゃなー、とか、つい言葉にしてしまいがちな言葉ですが
やらなければ=やらないならば。
前提に「やらない」があるような、「ない」が付く言葉を選んでいて、物事が楽しいはずが「ない」
するか、しないか。
あるか、ないか。
やりたいか、そうでないか。
その過程の中で、どっちつかず、ということは当然あるけれど
どれだけ結論を先に延ばそうが、そこで出る答えはYES/NOのどちらか一つしかない。
やらなきゃ、と、やりたくもないことで自分を追い込むような人生よりも
やりたいことを選び、それをうまく運ぶにはどうすればよいか、という考えの方が、よほど楽しいし
やらなきゃ、という言葉を使うより
やりたい、という言葉を使うほうが
その言葉を聞く自分も相手も、よほど楽しい。

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