余計な荷物も想い出も

西院ミュージックフェスに、久しぶりに出演してきました。
実に7年ぶり。。
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京都時代に深く関わっていたイベントで
幹部やスタッフも古い仲間だらけ。
出演させていただいた会場は、これまた久々のOverground。
出来る前から良く知っている、懐かしい店。
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出番は21時。私の後は、天野SHOさん。
何度かDUOもやらせてもらったり
要所要所でアドバイスを頂いたり、とても世話になった大先輩。
自分の演奏が終わってからそのまま
SHOさんのライブを楽しませてもらった。
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その日のトリということもあり
なかなか終わらせてもらえない熱いお客さんに煽られて
SHOさんのライブは1時間半に及んだ。
終電が厳しかったので、アンコールの途中でこっそり出て
駅までの道を急いでいたら
「めぐさーーん!」

店の担当で、店で普段バーテンもしている古い弟子のTが
後ろから追いかけて来た。
おいおい、店は?(笑)
「おれ、CD作ったんすよ!また聞いてください!」

以前からとにかく勢いと男気だけは天下無敵の彼。
それが一長一短で、当時からよくそれをネタにいじられていたが
店ほったらかしでわざわざ追っかけてまでCD渡しに来るというところに
彼なりの気概を感じて、朝、早速封をあけて、聞いてみた。

===
”何もかも捨ててしまえば 楽になれると誰かが言った
僕は余計な荷物も想い出も カバンにつめて歩いてく”
手書きの歌詞カードとジャケットのミニアルバムの
1曲目のタイトルは【今を生きる】
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使われているコードはダイアトニックの基本形5つだけ。
A-B-Cの単純構成。
メンバーはアコギの弾き語りのTと、エレキギター+キーボード、のトリオ。
音楽的には、超シンプルなフォークロック。

録音は超高音質でもないし
演奏の技術力も決して高いとは言えない(ごめんよT)

でも、とてもストレートに入ってきた。
彼をよく知っているから、というのももちろん多分にあるが
それを差し引いても、何にでも熱くなり
不細工で不器用で、でも実直で一生懸命な彼の生き方が
そのまま現われている、丸出しの歌だった。

===
断捨離ブームが来る以前から、比較的モノを持たず
要らないものはすぐ捨てる傾向にある私は
今や自宅に箪笥も本棚も、食器棚も無いのだが
ある時、ふと、疑問にかられた。
その当時の思いは、1年半ほど前のブログにも書きとめてあるが

最近、この時思った疑問が確信に変わりつつある。

人生の愉しみ、というのは
この”余計なモノ”にこそあるのだと思う。

つい買ってしまう期間限定のアイスであったり
用事帰りの寄り道だったり
痩せたら着ようと置いてある服だったり。

Tの歌の ”僕は余計な荷物も想い出も カバンにつめて歩いてく”
という歌詞に詰め込まれた
無駄かもしれないけど
自分には大切なものなんだ、という想い。

かっこわるいなあ。。。
でも、最高にカッコイイじゃないか。
大好きだ。そういうの。
魂がかっこいいよ。

身丈に合わない外車を乗り回す若者よりも
ぼろぼろのトラクターに乗って我がの畑を耕しに行くおっちゃんの方が
断然かっこいい。
そんな感じ。

===
この西院フェスも、たった3人の20代前半の若者の
”何かおもろいことやろーぜ”という飲みの席の思いつきで生まれた。

思いつくのは誰でも出来るかもしれないが
その思いつきを実際にここまで形にするという
この中核の人間のパワーは物凄い。
それに共感する人が、その思いに動かされてここまで続いている。

今年で13回目。
今日もやってます。
バカ暑い京都の炎天下で。
最高やわやっぱ。彼ら。
あの人たち。

アホでかっこ悪くて
最高にかっこいい人々。
しばらく離れていたけれど
また来年からも、参加したいな。
ほんまにありがとう。
いい夜だった。
あたしも頑張るよ。
あんた達には負けられないからね笑
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