明日の未知数

今年もあと1週間。

年内の支払関係も目途が付き、ライブも大きなものを終えて、無事に年を越せそうだ。

今年は投資が多かったため、一時期なかなか厳しい時があったが、それも一段落。

1年、というくくりを考えたのは誰なんだろう。

太陽が昇り、月が沈み、お?これ365日で1年じゃね?って気づいた人ってどんなセンスなのか。

時間やモノの単位を発見した人にも、同じような敬意を感じる。

敵わない。

ニュートンがホントにリンゴを落ちるのを見て万有引力を発見したかどうかは知らないが、ん?何で落ちるの?っていう素朴な発見を、日常でどれだけできるのだろう。

今や生まれてくる子の性別はおろか誕生する日まで分かるようになってしまって、人の明日の未知数は確実に減った。

明日の晩、ふたご座からぎょーさん星が降りまっせと知らされてワクワク待つのも確かに楽しいが、ふと降ってくる星に気付いて、わあ、今日はいつもより星が凄いな!というような新鮮な驚きを感じたい。

予告されて待つ幸せよりも、毎日知らなかったことに気付いて驚きたい。

年を経ると、気づかないうちにルーチンになっていることが増える。

食べるもの、選ぶ服、風呂の時間、手の洗い方、歩く速さ、化粧の仕方、駅までの道、話す言葉。

日々の習慣の全てが慣例化していく。

以前は必要だったものも、知らないうちに不要になっているのに、そのことに気づかないまま習慣化したりする。

その無駄な慣習に一つ気づいたところから、今年の大整理大会は始まった。つまり3月に、車を手放したことだ。

ここ1か月半ほど、家の中を片付けに片付け、捨てに捨てた。

もともと比較的片付いた家だが、何となく床置きされていたものにも全て住所を付けて居場所を与えると床から物が消え、磨いた床に家具が反射していると片付いた感が凄い。

何でここにお前が居るねん、というような、昨年の引越しに伴う模様替えで気づかなかった無駄な配置が整頓され、あちこちの棚にスペースが出来て、そうしていくうちに頭の中もすっかり片付いてきた。

そこへ入ってきたこのお話。
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もちろんフラメンコカンテの本番は初挑戦。フラメンコの日本トップダンサーのお二人と、その舞踊団の皆様、そして和楽器の方々も錚々たるメンバー。。。デビュー戦にしてはあまりに整っていて、武者震いする。

このお話を頂くことになった縁をずっと辿っていくと、ある一つのライブに行きつく。アレを見たことからすべてが始まった。

人生のきっかけなんて、通り過ぎる物事の小さな一つで大きく変わる。本当に、明日なんて、どうなるか分からない。だから楽しいんだな、と、ようやく光明を感じられるようになった年末。つい先月ほどは、何もかも棄てようとしていた。のだけど。辞めなくて良かった。

チャップリンの言葉を借りて。
What do you want meaning for? Life is desire, not meaning.
(何で意味を求めるんだ?人生は願望だ。意味じゃない。)

今年のクリスマスは、ライブも予定も何も無し(笑)それもまたよし。
今日は久しぶりにケーキを買って帰ろう。かわいいこの子が待ってるからな。
この子との暮らしも、明日でまる4年。
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