歌を描くこと、唄うこと

歌を描いて、唄う、ということは
本当に難しい、と
最近、改めて思う。

もう10年ほど私のところに通っている古い弟子っこが
実は以前から、どうしても歌いたい曲があるのだけど
歌っていいのかどうか、、、ともじもじ言うから何かと尋ねてみると
彼女が通い始めた頃に私の書いた【Blue Bird】というオリジナル。

当時、ライブでも人気があり、私も良く歌っていて
彼女の中では、当時の想い出とともに深く刻み込まれ
今また、あの歌をとても聴きたい、と思っていたそうだが
私が歌わなくなったので
何かあって、もう封印しちゃったのかと思って
言いだしにくかった、と。

別段そういうわけでもなかったのだが
録音に残していない曲なので
彼女に渡すためのデモ音源を録りがてら
家で久しぶりに弾き歌ってみた。

のだが。。。
録音のために最後まで歌ったが
なぜ、この歌を歌わなくなったのかが、よく分かった。
悩みの中から光を見つけた、というような内容の歌なのだけど
ある部分の歌詞が、今の自分に全くそぐわない。

~~~~
こういう性格上、悩みなんて無さそうですねと言われることも多いが
生きていて、全く悩みや迷いが無い人など、何処に居るだろう。

そもそも、生まれてきて、生きていること自体が、悩みみたいなものだ。
悩みから悟りは生まれ、悟ったからといって永遠に迷いから解放されるわけでもない。

全ての創作の原動力は、悩みや迷いにある。
それが無くなったら
創作者としても、命を生きる者としても終わりだと思っている。

~~~~
自分で描いて、その時は納得して歌っていても
その後、ずっと歌い続けていける曲は
実はほんの一握り。

もしも、歌詞がなかったら
ずっと演奏出来るのだろうか?

歌詞がその後気に入らなくなって歌わなくなった歌も多いが
そういう歌は、歌詞を変えてまた歌うのかどうか。。。

しかし歌詞を変えてしまうと
描いた時に確かにあった煌めきは無くなってしまうような気がして
結局お蔵にしてしまうのだが
それはそれでまた
悩みどころ。

本当に
歌を描いて唄うのは
むずかしい。

そう思いながらまた今日も
描き続けるのだけども。

【Blue Bird】(当時のまま。2000年頃書いたもの)
ずっと待ってる 夜明け前の空
幸せ運んで来る あの鳥を

誰も知らない あの青い鳥を
探し続けてる 見つからなくて

どこに行けば 出会えるの
本当に居るの

ねぇ、この声が聞こえたならば すぐに此処へ来て
あぁ、この声が もっと遠くへ どこまでも届くように

思うようには いつも行かない
時には全てが 崩れそうになって

何度も何度も問いかける
戻る道は 何処にもない

そしたら近くで声がしたら
「ここに居るよ」と

今見つけたの あの青い鳥は 心の中に
あぁ この声は 届いてますか あなたの青い空に

この声は 聞こえてますか あなたの空に
あぁ この声が すぐに届くように あの鳥になれたら

この声は 聞こえてますか あなたの空に
あぁ この声が すぐに届くように あの鳥になれたら
4f65b5750118167da75b7d179f40067a.jpg

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です