芸術家と技術屋

音楽をサウンドのみで聞いて演る人と、歌詞を捉えて表そうとする人との間には確実に一本境界線がある。

優れた演奏家は必ず歌詞を見てる。必ず。

歌詞を捉えようとする=文章から心情を読み取ることであり、つまり読解力と人間力が必要。

更にそれを音にする表現力が必要。

歌詞のないインストでも、知らない言葉の曲でも、結局は同じ。

優れた演奏家のアレンジや演奏からは、映像と物語が見える。

キメ1発作るにしても歌詞にそぐわないキメはサウンドとして破綻していて、ただカッコいいからとか、よくこういうのあるからっていう、なぜそこにそれを入れたのか意図がなされてない。結果としてそれが音楽としての軽薄さに繋がる。

単に弾ける上手い人と、音楽家との差はそこにある。

優れたアレンジは単音のストリングスの音だって曲始まりと終わりで一音変えてあって、主人公の心情を表したりしてる。

そういうとこに1発で気付ける音楽家はいっぱいいる。

が、わざわざ説明しても分からない演奏屋もまた、いっぱいいる。

2種類居る。

芸術家と、技術屋と。

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