検索能力

今日は1日色々作業。
 
石の上にも3年というが、カンテ3年目に入ってようやく、曲種を言われて自力でフラメンコの歌を見つけられるようになってきた。 今探しているのはColombianasという曲種の歌と歌詞。
 
 
有機合成に明け暮れた大学&院生時代はインターネットはおろか携帯すら無かった時代。毎年発行される化学に関する世界中の全ての論文が編纂されているたバケモノ書籍Chemical Abstractから、目的の化合物にどうやったら近づけるのかを探り当てねばならなかった。今みたいにスマホ開いてGoogleあけてキーワード検索で何かヒントが出てくる時代とはわけが違う。何か新しい実験をしようと思ったら、まずは図書館に行って下手すりゃ何日も調べ物だった。
 
研究室に入った時、当時助手だったM先生が言ってくれた言葉を、今でも覚えている。 

『正直大学4年生と院生2年の3年間で論文的な成果を出せることなんかほぼ無い。出せたらラッキーくらい。でも君たちには、この3年間で「どうやったら答えにたどり着けるのかを調べる方法」をぜひ身につけてほしい。

 
わからないことがあった時
・どこで何を調べればその情報に引っかかるのか
・何というキーワードで調べれば出てくるのか
・誰に聞けばいいのか 

そのものずばりの答えではなく、その答えに最短コースでたどり着ける方法を探せる、という能力を身につけること。
これが実験では、一番大切だから。』

このM先生の、どんな分野に対しても持っている先見の明は本当に目を見張るどころか毎度目を剥く。Googleが主流になってきた頃にもこの言葉をよく思い出していた。

あの時培った検索能力が今まさに発揮されているのだけど、それもようやく、スペイン人の歌を聞いてなんと言っているかが少し聞き取れるようになってきたから。 フラメンコの歌にはタイトルが無いものが多く、目的の歌詞になかなかたどり着けない。スペイン語能力も、多少はあがってきているのか。

人にもよく勧められるEstrella Morenteだがお父さんいいなあ。素敵。いいの見つけた。
https://www.youtube.com/watch?v=LpmZOuI71yA
 

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