あの人の歌う、あの歌が好きだった

これまで歌って来た曲はそれこそ、もう何千曲、っていう単位。常時持ち歩いている譜面で200曲くらいで、それも自分の中の流行りで、どんどん変化していきます。
インストの曲をやる機会も多いので、そういう意味では、歌い手としては、やる曲のレパートリーは広い方なのかもしれません。
そしてまた、オリジナルを書いて活動もしているわけですが
私は、あまり、オリジナル、にこだわってはいません。あまり?いや、全然、といった方が正しいかな。
「ジャズにR&BにクラシックにPOPS。。。世の中に、星の数ほど名曲があるのに、それを解釈して歌うだけで精一杯。曲を書くのあんまり得意じゃないし、その時間を費やすよりも、私は歌いたい歌を歌いたいのよね。時間は限られてるからさ」
と言ったのは私の歌の師匠ですが
音楽って、その人の何かの想い出と、密接につながっていて
イントロ聞いただけで涙出てくるような曲って、誰にでもきっとあって
そういう、イントロどん!的なヒットソングだったり、また、知る人ぞ知る、アルバムの中の隠れた名曲、っていうのを掘り起こして、自分の解釈で歌うのも、とても好きなんです[ぴかぴか(新しい)]
少し話が逸れますが、歌い手の越智順子さん。亡くなられて2年が経ちます。
私は直接の関わりはなかったのですが、高校の吹奏楽部時代からの先輩でもある、Jazz Pianistの中島徹氏から訃報を聞いた時は、ああ、いつかお会い出来ると思っていたのに、お会い出来ないままだったんだな、、、と、ショックを受けました。
あの年、2年前は、周囲で、素晴らしいミュージシャンの他界が続きました。
そして先日、音楽仲間、、、誰だったかな、その言葉を誰が言ってたか忘れちゃったんですが、マリーナショウのライブに行ってきた、っていう話を聞いて、そこから越智順子さんの話になり
「僕、しばらく “Loving you was like a party“ 弾けなかったんですよ。越智じゅんさんが、ずっと歌ってはって。」
その言葉に、とても感動しました。
オリジナルとかカバーとか、そういう区別もどうでもよくて、歌は、歌。音楽は、音楽。
そうやって、自分が亡き後
「○○○を聞くと、めぐみさんを思い出す。あの人が歌う、あの歌が好きだった」
って言ってもらえるような
そんな歌い手になりたいな、と思ったのでした。
お盆やからかな。。。そんなことを考えてしまいます。
・・・
今年に入って、フェリーで歌う機会があって、その時に毎回歌ってる歌で
”We’re All Alone”っていう曲があります。Boz Scaggs。
実はこの歌、ずっと、私のリハ曲だったんです。サウンドチェックの時に必ず歌う、そして本番では歌わない歌(笑)
でも、フェリー、船、海、、、っていうシチュエーションで、この歌をうたいたくなって。で5月に乗った時に歌ったら、ステージの後、お客さんに話しかけられて、今の最後の曲、なんて曲ですか?と。
そしたら、その人の、すごく思い出の曲だそうで
「船の上で聞けるなんて、最高でした。。。ありがとうございました」
・・・
そういう曲をいくつ、自分のものに出来るのだろう。
そういう曲って、数あるレパートリーの中でも、限られている気がする。
”ああ、あの人が歌う、あの曲が聞きたい。。。。”
そんな音楽をやりたい。そんなライブをしていきたい。
そんでもって、そういう曲をまとめて、弾き語りのアルバムを作りたいな、と思っています。今年中に案を立てて、来年くらいかなあ。
どの曲入れようかな、と現在考え中。
どれがいい?って、皆さんに聞いた方が、早いかな。。。(笑)
■We’ all alone / Boz Scaggs■

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