あれから14年

今日は、1月17日。
14年前の1995年、阪神大震災がありました。あと1時間半ほどで、あの時刻、5時47分になります。
昨夜は東京に居る高校の同窓生が、私が来てるから、とわざわざ飲み会をセッティングしてくれたので、新橋へ飲みに。
久しぶりの焼酎。あったかかったな・・・。少し、酔いました。
新橋は初めて降りましたが、新宿からの距離感といい、町の雰囲気とか匂いとかが、どことなく天王寺チックで妙に懐かしい気分に。土佐料理のお店でしたが、かつおのたたきに鴨鍋・・・美味でした☆
・・・
こうして、同窓生と飲んだり
自分の好きな音楽で、ライブして、それを聞きにきてくださる方がいて
でも、それもすべては、あの日、生き残ったからで。
今日の飲み会で一緒になった同窓生も、震災でお父さんの持っていたビルが全壊し、億という単位の多額の負債を抱えて再出発した、という方もいました。
私が今こうして歌っていることも、あの震災で親友であり先輩であったNさん、という、大切な友人を失うということが無かったら、始めてはいなくて。
でも、あの日失ったものが本当に多すぎて、なかなかそのことを、平静に受け止めることが出来ず
ここ2年くらいで、ようやく、いい意味で、過去になり、忘れていられるようになったし、そのことで負の感情が起こることも、なくなりました。
今こうして、自身の周りを見つめると、好きな音と、すばらしい人々に囲まれて、本当に、1日1日、充実した日々が送れていることを考えると
失ったものを取り戻す、というのではなく、失ったものも大きかったけれど、それ以上のものを、ひとつずつ、違う形で、積み上げていっているなあと思います。
今年は、何かと動く年ですが、頭の中はすっきりとしていて
今どこへ自分が向かうべきなのか、何がしたいのか、は、はっきりしています。それをどうやって実現するか、ということだけ。
考えていることが実現可能なのかどうかは、そんなことは問題ではなくて。
考えなければ、そこへ向かうことすら出来ない。
実現可能という枠にとらわれて、出来る範囲でのことをやってしまいがちですけれど
たとえば携帯電話しかり、元をたどれば電気しかり・・・全てのものは、たった一人の、出来そうにも無い、しかし斬新な発想から、発展してきたわけで
けれど、それをやるには
一人では出来なくて
今回の東京紀行は、たくさんの方の力を借りるための旅でした。
神戸で所要が出来たので明日急遽帰ることになりましたが
今回の東京行きで得たもの、得た人、得た力もまた、とても大きなものでした。
しかしつくづく、持つべきものは、友。そして、仲間。
同窓生の彼らの暖かいまなざし。まじで応援するよ、と言って、本当にライブにきて、喜んでくれるそのぬくもり。
「熱いSOULを持っている人たちで、やっていきたいですよね!」
「本当にいいものを、枠にとらわれずに作りましょう!」と言ってくれた、アーティストやデザイナーの仲間。
そして何よりも、一緒に音を繰り出してくれる仲間。
囲んでくれる皆さんの力を借りて、少しずつ、でも確実に、前に進んでいきたいと思います。
あと少しで来るあの時刻。
今は、とても静かな気持ちです。
こんな穏やかな気持ちでこの時刻を迎えられるようになるとは、あの日あのときは、思ってもみませんでした。
時は流れず、それは積み重なり
その積み重ね方で、最終的にどんな像が仕上がるのか。
そのことを今一度、心に刻みたい。
そんな、東京の夜。

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