エンディング
ビデオ撮りでマイクがオフになっていることに気づかなかったという、単純ケアレスだが痛手のデカイミスをやらかし、昨日は予定が朝から大狂い。
自分のポンコツぶりにもうんざりしつつ、迫る締め切りに凹む暇はなく、代替案にすぐとりかかる。
文字通り飯を食うのも忘れ、なんとか一日かけて音アテが落ち着いた深夜、伴侶が仕事から帰宅。様子がなんかおかしいな?と思ったら、親しかった人の訃報を今聞いた、と聞く。
話を聞くしかできないが
話すことで浄化になる。
そしてその後。
ここのところずうっと読み込んでいる人気の漫画の最終巻が発売され、ダウンロードされた。
明日にしようかな、、、と思いつつ、床につく間際でやはり読もうと開く。
清々しいエンディング。
明けて一夜。
ベランダから見えた富士は、高々と晴れ、頂に雪を着る。
私はお会いすることは無かった今日野辺送りのその方が、高々と還れることを、ただ祈る。
おめでとうはいつでも出来るが
さようならは一度しか出来ない
