人生に乾杯を 〜2012年総集編〜

【来年は、どんな人と出会うだろう。
 どんな出来事と出会うだろう。
 来年は音楽もそうだがそれ以外でも、
 自分の心が求めるものを、より忠実に形にしていきたい。】
去年の今日、記した言葉。


===
今年の年末。
ライブのリハーサル中に、思いがけない人が訪ねてきた。
・・・動揺、衝撃、呆然、、、、、そのどれも当てはまらない。
その人に向かって、一言目を発することが出来るまでの、あの数秒の長さ。
そのときの自分の顔は、一生誰にも見せたく無い顔だったと思うが
あんな場面で平静を装えるほど、私はクールな人間ではない。


訪ねてきたのは、同じく昨年の今日書いた
【長きに渡る格闘と軋轢を繰り返した人との関係に一つ結論を出した】正にその人。
自分の中での最終結論を出したのが、去年。
それまでに何度も、長い絶縁期間を経ての結論。


起こった事実、それは変えられない。
その事実を、許せない自分。
それを許すことは、自身の良識の根本を崩すことになる。
何百回、何千回と考えた末の結論だったのだが
盆暮れ正月冠婚葬祭が訪れる度に、世間一般の常識に苛まれる自分。
そして、夜になるとふと訪れる、深淵の孤独。
現しがたい、みじめな気持ち。

どうしてこうなってしまったのか
これで良かったのか
こうするしか無かったのか。。。
・・・”そのことを許せない自分” “その結論を導いた自分”
その自分自身を許せていないことに
長い間、気付いていなかった。


===
それがふと、10月の終わり頃、それが【腑に落ちた】ことがあった。
事実は事実。
許せないものは許せない。
でも、”許せないことがある不完全な自分”も
それでいいんじゃないか。。。。
そう思うと、少しだけ、向こうの景色が見える気がした。


その1ヶ月半後の、驚天動地の出来事。
【人は変えられない。
 でも
 自分は変えられる。】
(昨年の今日の日記より)


そこに現われたその人に、かつてのような
後ろ手に大刀を隠しながら人と対峙するような険は見られず
ようやく私も、盾を降ろせる日が来た。
一言で言えば
お互い、年を取ったのかもしれない。


===
風の凍る夜が永久に封じ込めた、長い戦争。
それ以来、自分を流れる、点描の川のような、淡く、丸い感情。
・・・こんな日が来るとは
こんな想いになる日が来るとは
思っても見なかった。
人生、生きては見るものだ。


===
この出来事と前後して今年歌うようになった歌が
【Here’s to Life】
今年実現した、Barbra Streisand Tributeライブでも
先日のDUOツアーでも歌った
今年後半のメインに置いていた1曲。
Barbra Streisandは、自身のVillage Vanguardコンサートで歌い始める前
こう言っている。


”私はここで歌を始めたの。
そして、色んなことを全部やってきて、色んな場所に行った。
その後で今日、私は、私が始めた場所に戻ってきたの。
人生は、輪。そうでしょ?
ここは、私がかつて居た場所で、
そして、今、私が居る場所”


そして歌い始める歌。


〜〜
可笑しいわね、時間があっという間に過ぎ去ってしまうこと。
愛が、あたたかなこんにちはから、哀しいさよならへと移ろいでいくこと…
そして愛は、貴方の冬を暖め続けた想い出と共に
貴方を置き去りにしていくこと…
昨日に答えなど無くて
明日が何をもたらし、何を連れ去ってしまうかなんて、誰も分からない。
でも、人生というゲームを楽しんでいる限りは
笑顔を、人生を、愛を、求め続けたいの。
さあ、人生に乾杯、人生の喜びに乾杯
人生と、夢を追う人と、その夢に乾杯


===
この歌は、一生、歌い続ける歌になるだろう。
そういう歌を、歌い続けられる日々を送りたい。
そして人生最期の日に、この歌を口ずさんで終われればいい。


今年も、去年と同じことを書いて終わりたい。
来年は、どんな人と出会うだろう。
どんな出来事と出会うだろう。


来年も、その先も
自分の心が求めるものを、より忠実に形にしていきたい。


今年出会った全ての人々に感謝と祝福を。
そして、これから出会う全ての人々と出来事に
May all your storms be weathered
& all that’s good get better
Here’s to Life
Here’s to Love
Here’s to You
全ての嵐が過去の物になりますように。
全てが、少しでも良くなりますように。

人生に乾杯を。
愛に乾杯を。
あなたに乾杯を。
良き年を、お迎えください。
2012.12.31 16:02pm
奥本めぐみ
●Here’s to Life@2012.12.12 奥本めぐみ&伊藤志宏Pf DUO@姫路LAYLA●

※小さなライブハウスでの、外録りの音なので、お酒を作る音や、人の会話が入っていますが、それも含め、今年を表した仕上がりの歌だと思うので、音源を載せておきます。お聞き苦しい点はご了承ください。

IMG_5750.jpg

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