刺さる刺さらない

最近、割とよく音楽を聴いてる。新しいのというよりも、前に聞いてたやつを聞きなおしてるのだが。

で。よく聞いてたアーティストや曲で、うへーやっぱいいなぁ、って刺さるのと、全く刺さらないやつがある。

刺さるものに共通してるのは、やはり、完成度。

練られたメロディ、進行、構成、アレンジ。演奏がすごいのは当然なので、ソロがやたら強調されているようなのとか、ソロ回しメインでその時の温度感や臨場感で聞くようなものは、今は刺さってこない。

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先月、クラシックのピアノのレッスンを受けて、”月の光/ドビュッシー”をずっと練習してるのだけど、やればやるほど曲の完成度がとんでもない。

なのに解釈や分析が全然出来てなくて、それを先生に指摘されて脳天撃ち抜かれた気分だった。

言われたことは知らないことでもなんでもなく、弾きながらでも認識はしていたこと。

でも、例えばオンコードになってるところについて、”なぜそこがルートじゃないのか考えた?分析した?”と言われ、ハッとした。

即興でそうするのと、作曲してそうするのとでは全然違う。

即興メインの曲を色々聞いていて、同じようなところがあったとき、そこがオンコードである意味が大してないようなことが続くとうんざりしてしまう。演奏自体は、素晴らしくても。

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ここから先の人生は、勢いではやっていけない。自分の年齢的なことももちろんそうなのだが、この厄災がもたらすものでもある。右肩上がり、成長、開発、経済を元から遮断し立ち止まらせる数年。

じっくり、丁寧に、ひとつひとつ。

いま、聞きたいのは、そんな音楽。

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