好きだから
人は
毎日
選択しながら生きている。
お昼に何を食べようか、から
将来なっていたい自分まで。
自由に選択できる場合もあれば
選択肢が限られる場合も、もちろんあるけれど。
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出来ること
出来ないこと
やりたいこと
やりたくないこと
4つの言葉に、4つの組み合わせ。
出来るから、やりたい
出来るけど、やりたくない
出来ないから、やりたくない
出来ないけど、やりたい
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得てして
出来ることから、選びがちだ。
選択肢は本当は無限にあるのに
自分の思考に制限をかけてしまう。
環境、状況、仕事、経済、家庭、年齢、性別
それしか無かった、という言い訳をしながら
本当は他にもあった選択肢に目をつぶる。
自分自身に枷を嵌めるのは
自分自身だ。
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人生は
スペックで選ぶのではない。
そこにある、選べるものから選ぶ。。。
そう、
ファミレスのサラダバーから
プチトマトを選ぶような
そんな生き方は
つまらない。
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少なくとも私には
職業という意味で
二つの人生があった。
音楽家と、研究員。
何度も何度もそれを、選択しながら生きてきた。
もちろん他に道もあった。
単純に収入という点でのみ考えれば
そのまま会社勤めで
趣味で週末だけ音楽をしていた方が
ずっとずっと楽だったろう。
もう今頃は、郊外にそれなりに大きな家でも建てて
ローンも完済出来ていたかもしれない。
なぜそうしなかったのか
しつこく未だに聞いてくる人もいる。
しかし答えは、音楽を本業にした時から
ひとつしかない。
「音楽が好きだから。」
何で?会社居た方が稼げるのに?
音楽ならイケルと思ったんだ?
それで稼げる自信でもあったの?
出来るならやる、のではない。
やりたいならどうするか、だ。
行動の前に条件をつけていては
行動出来ない。
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やりたいから。
好きだから。
本当に好きなことに
理由は無い。
好きに理由を求める人には
説明できない。
やりたい、と思うことを
自分の信じることを
ただ、真摯にやるだけ。
それ以外に
何の理由があろうか。