新境地

昨日の京都和音堂、宮本憲(Gt)くんとのDUO。
今回のテーマが”大人の秋”ということもあり、かなり渋い選曲で、自分としても挑戦。
今まで、大好きで、歌いたかったけれど、自分のモノに出来ずにいた2曲にTRYした。
そのどちらも、Ivan Lins。ブラジルのミュージシャンで、ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック (MPB) やジャズ界の巨匠。
ロマンチックなその音の響きと、凝った音の構成は、楽曲として演奏するだけでも難易度が高いのだけど、ぱっと聞いただけでは難易度を感じさせない。ゆったりと、どこまでも、ただ、美しい。
今回歌ったのは、“Love Dance” そして”The Island”。
どちらも、とても艶っぽい歌詞がついていて、10代や20代の小娘では、到底歌い切れないような、大人の恋の物語。
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リハーサルの段階でも、いい感じになりそうだなあ、という予感はあったが、本番。
ステージの上で、ふと見えた景色。
ああ、、、、
歌、って、音楽って、
こういうことなのか。。。。
Love Danceを歌い終わった後に、Eric Claptonの “Wonderful Tonight” を歌ったのだけど
その想いは確信に変わった。
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新しい世界。今まで、到達したかったけど、到達出来なかった世界。
ゆったりと、音数少なく流れる憲くんのGtの、空間の広い船にゆったりと揺られて
歌は、波の間を漂いながら、進んでいく。
声を張り上げる場所などどこにも無い。
ただ、広い空間の中で、音をおくべき場所が、歌うに連れて、見えてくるような。
・・・そう。
こんな歌が、歌いたかった。
プロとして歌ってきて、10年。
昨日のように、本当に歌いたかった歌を、自分の中にあった空間を、
ただ、そこに存在するように、自由に、満足に歌えて
ああ、もっと音楽を奏でていたい、と思えたステージは
初めてだったかもしれない。
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◆11/12(金)奥本めぐみ(Vo/Accordion)&宮本憲(Gt)DUO
Street Walkin’ Woman/Marlena Shaw
Someday my prince will come
Love Dance/Ivan Lins-Diane Schuur
An Olive Tree/Basia
Wonderful Tonight/Eric Clapton
Part time Lover~飾りじゃないのよ涙は
Spain/Chick Corea
The Island/Ivan Lins
Change the World/Eric Clapton
Four Brothers
Here, there & everywhere/The Beatles
I Wish/Stevie Wonder
★The Island/Ivan Lins

★Love Dance/Diane Schuur〜Ivan Lins

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