有名

2020年が終わる。

スポーツ観戦ファンとしては今年はオリンピックイヤーだぁ〜楽しみやーとか思ってたのにとんでもない笑

しかし結果として1年終わってみれば、ほんとによく”音楽”をやった、出来た、1年だった。ライブ、と言う意味では無く。(ライブなんて、オンラインでちまちま月一やったぐらいで、こんなにライブ少ない年は無い。)

時間をゆっくりかけて、充実して、自分がしたいことに向き合い、自分はなんで音楽をやってるのかという根本的なところから突き詰められた年。自分にとっては、良い1年だった。

良縁は続きつながり、悪癖悪縁は断ち切った。でっかい篩。そんな一年。

横浜に住んで1年くらい経った頃、少しずつ音楽の仕事をいただく様になり、とある現場へ行くとその日も”関西のご出身ですか”と聞かれた。これを聞かれないことはほとんどない。そして次に来る質問は99%、こちらは長いんですか、ということ。

その日もそれを聞かれたので、いえ、去年来たところです、と答えると

「へぇ!去年!そうなんですね、じゃあ、有名になりに来たんですか?」

はい??と、面食らって、素でとっさに返してしまった。まったくもって予想もしない言葉、そして、そうか、そういう風に思われたりするんだ、と知った瞬間でもあった。

横浜に来たのに、特に理由はない。ちょうど色んなもののタイミングが合って、としか言いようが無かった。まぁ色々飽きて、色々変えたかったって感じか。大きく変えるなら、居場所を変えるのが手っ取り早い。

この、有名になりに来たの?と言う質問を、今年は折折、よく思い出した。きっとその人の中では、有名になることが大切なことだったんだろう。

今年、一様に音楽の仕事がみんな無くなって、ミュージシャンを辞める人も出てきて、自分はどうするのかな、ってやっぱり考えた。が、少なくとも、”有名になるために”音楽をやってるわけじゃないことは、よくわかった。もし有名じゃなければプロでないなら、私はプロとは言えないんだろう。

でも、自分にとって音楽とは、やっぱり、時間をかけて、言葉を練り、音を練り、作るもの。作って、なぁ、これどうかな、なんか誰の心にもあるようなポイントがきっとある思うねんけどな、どうかな?そんな感じで作ってる。

今年は、自分の作品を3つ、発表できた。プロのエンジニアに頼んだわけじゃないから、音の質やら、録音技術は素人同然だ。

でも、自分のタイミングで、好きな時に、自分の家でいっぱい時間かけて制作できる環境を整えられたことは、今後の人生において、何にも変え難い大きなことだったと思う。まだ何十年かは生きそうだから笑

災いは、転じて福となさねばただ災いに巻き込まれただけになる。きつい環境が来た時、それを自分の転機や力にできるかどうか。

幸い、それだけは、自信ある。

来年もきっとこんな感じなんだろう。でも、あと1,2年もすればそのうち収まるんだから、のんびりゆっくり、家でじっくり、納得のいくものを作って過ごせればと思う。

またもし来年、状況がよくなりましたら、またライブでお会いしましょうね皆さん。

それではみなさま、良いお年を。

よくひいた。ほんとに。また来年も。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

ラス1

次の記事

あけまして