音楽は音楽

目的の為にそれをやると、その目的を達成もしくは失った時に限界が来る。

それをやること自体が目的であれば、そこに限界は訪れない。
 
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時間をただ好きなことの為に使って過ごすっていうのがとても下手になっていて、つい時間を無駄にしてしまったとかこんなことしてて何になるのかって特に最近考えがちだった。しかしいつからそんな風になってしまったのか、それとも元々そういう性質なのか。記憶を遡る思考実験的退行。
 
少なくとも小学生の頃から好きだった漫画は、夢中になってあれこれ読み漁るのもこれが何になるからとか将来役に立つからとか無くただ面白くて読んでいただけだし、大学院の頃も修論を書いて卒業するという大きなお題目はあったけれど有機合成というもののシンプルな面白さ・不思議さが楽しくて研究室にこもっていた。
 
つまり社会人になってからということか。これが何の役に立つとか具体的な何かの役に立ちそうに無いものに使った時間を無駄と感じるようになってしまったのは。
 
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[それが何の役に立つのと尋ねられた時、役に立ちませんと答えた方が正しいのではないかと考えるようになりました、本来科学は科学であって、技術に従属しているものではありません。](2016年ノーベル医学生理学賞受賞、大隅良典東工大栄誉教授の言葉より要約抜粋)
 
音楽は音楽であって、商業に従属するものでは無い。
 
長い間それを、忘れてしまっていたな。。。。練習するにもどうも身が入らない、好きな曲をカバーしようとしても、はてこれが何になるのか、明日の飯に繋がるのか、そんなことばっかり考えてしまっていた。
 
映画を見る、本を読む、書道をやる、散歩する、ただぼーっとする、出かける、科学をやる、ピアノ弾く、歌う、練習する、勉強する。
 
ええやないか、別に。楽しいんやったら。
何の役に立たなくても。
 
さて、やっとちゃんとやり直し。
音楽をもう一度。
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