Going Home
昨日は打ち合わせで梅田へ。天気が良かったので、自転車で行ってみた。
帰り道に見た、まん丸の夕陽。
18歳の頃から、ずうっと車や、電車から見てきたこの風景を
初めて、自転車の速度で眺めた。
この川を渡る風が、こんなにも心地よかったなんて、知らなかった。
橋を、歩いて渡っている人も、心無しか、穏やかな表情。
思わず川辺に自転車を停めて浸る、ひとときでした。
・・・
下町の住宅地にある今の家。
1日に10軒回った最後に見たこの家に、入った瞬間に即決した理由は
まだ、住んでもいないのに
帰ってきた、という感じがしたから。
窓からの、遠景の夜景に惹かれたのも、あの白い坂の上に建っていた昔の家の窓から見えた夜景に、似ていたからなのかもしれない。
・・・そう、もう、ずっと長いこと。
「帰る家」を、探してきた。
この歌が、ずっと、他人事でないように感じてきた理由が
やっと、分かった気がする。
◆Desperado/The Eagles
ならず者よ、目を覚ましたらどうだい
もう長い間フェンスの上に腰掛けてるね
頑固者だね、君は
自分なりの理由があるのはわかるけど
君が楽しいと思っていることが
本当は自分自身を傷つけているんだよ
ダイヤのクイーンを引くだなんて
場合によっては君は負けちゃうんだよ
ハートのクイーンが一番いい手なのを知っているくせに
ボクにはいいカードと思うのが
テーブルに並んでいるのに
君は手に入らないようなのしか狙わないんだね
ならず者よ、君はもう若くないんだぜ
節々が痛くなったり、腹が減ったら、家に帰るだろ?
それが自由、そう、自由って人は言うかもしれない
でも君は
この世を一人ぼっちで歩いている囚人みたいだ
冬になると足が冷えるだろ?
雪も降らないし太陽も輝かない
夜も昼も区別がつかなくなっている
気持ちの高ぶりも落ち込みもなくなっている
感情がなくなるっておかしなことじゃないか
ならず者よ、目を覚ましたらどうなんだい
さあ、フェンスから降りてゲートを開けなよ
雨が降っているかもしれないけど、虹だって頭の上にある
誰かが君を愛してくれるようにしなよ。
遅くならないうちに。。。