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最近、なぜか身の上話になることが多い。

昨日、犬の香雪と散歩をしていると
犬好きのおばちゃま2人が井戸端会議中のところを通りかかり
「いやーこの子めっちゃかわいいなー!名前なんてゆーの??」
ハッキリした物言いの
明るくて気さくな2人のおばちゃまと
何となく意気投合してしまい
そのまま私も井戸端会議に引きずり込まれるはめに。

そのうちに、どういうハナシの流れだったのか忘れたが
何故か私の身の上話になる。
つい今しがた会った人に
自分の帰る家はもう無いという話までしてしまう事態になったのは
そのお二人の人柄のせいだったのだろうか。

あらま。えらいことやな、何でそんなことになったん?と
聞き出され方があまりに自然だったので
暗くなりがちな内情までさらさらと話してしまった。
「あーそうなんや、そらあかんわ。一人になって正解やな!
若いのにえらい苦労してーもう十分十分(^^)
今、コユキちゃんも飼って、楽になったやろ?
分かるわー。私もなー」とそこからおばちゃまたちの身の上話。

ひとしきり話をしたあと
「いつもこの時間ここでぐだぐだしゃべってるから
またコユキちゃんとここおいで〜。
コユキちゃんかわいーなー!
泊まりの仕事ん時はいつでも預かってあげるで!」と言われて
思わず涙ぐんでしまった。

===
この街の何が好きって
昔のような、よくも悪くもうるさいご近所づきあいというのが
まだ残っている。人に干渉しまくる。

挨拶もしない犬連れの人を見て
「なんやな、挨拶もせーへんのかいな、愛想ないな!!」(笑)

そのおばちゃん達は
「人はさ〜1人では生きてけへんからさー!
毎日こうやって、ここでだべってんねん。
うるさいやろーごめんなーあっはっはー!」
ちなみに2人のおばちゃまの1人は
去年のちょうど今頃旦那さんを亡くされ、
もう一人の方も、随分前に離婚されて1人暮らしだそうだ。

===
誰にも、「帰る場所」というところが必要だと思う。
それは自分の実家だったり
自分の好きな街だったり
好きな人や親しい友達と一緒に居ることだったりするのだろう。
私の場合は、deepな街だと言われようが
十三が自分の帰る場所であり
ここが私の家なのだ。

===
春の夕暮れの、あたたかい風が運んでくれた
ご近所さんとの出会い。
どうもあのおばちゃまたちとは
いい付き合いになりそうだ。
今日通ったら
あのお二人の名前を聞くことにしてみよう。

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