Singer & Songwriter

先日の月世界に、メディア関係の方が
プライベートで2人ほど来て下さったのだが
そのお二方から共に、詞と曲を褒められた。

お二人とも、言葉を仕事にしている方。
お一人は、出演メンバーから誘われて
私のことを何も知らずにいらした。
終演後、その方から直接
「言葉が強い。。。。!!」と言っていただいたのだが
後日、このような感想を頂いた。

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初めて聞いた曲で
言葉が心にあれだけ沁み渡り
声が心の奥に響き渡り
心が静かに揺れ
何も悲しくないのに
涙が自然と溢れ出て止まらなかった

言葉の意味、それを伝える声、そして旋律
その1つ1つが言葉にできないほどのものだった
あんな経験は初めてだった

先輩から言葉は「言霊」
何気ない言葉1つが人の人生を大きく左右する
だからその意味を考えながら喋りなさいと言われ続けてきたが
あの晩ほどその言葉を実感した事はなかった

===
そしてもう一人の方、こちらも
大きなメディアの文章を扱う仕事の方だが
「ボーカルもさることながら、コンポーザーとしてのセンスがすごい。
転調に変拍子。トロンボーン出身ならでは。
売れますから頑張りましょうね。」

===
最近
詞や曲を褒められることが多い。
長くやっている共演者や
最近ご一緒しだした共演者からも評価されることも多く
共演者の中には
他のアーティストに、曲を提供するのもアリなんじゃないの、とか
中には

「っていうか、
何でプロフィールに”シンガーソングライター”って書かないの?」と

言って下さる方もある。

理由は単純。
自分の曲に対して
自信が、持てなかった。

褒められても、どこか素直に受け取れない自分。
プロフィールに、Composer(作曲家)とは
書けない自分が居たのだが
去年あたりから
特に今年になって
自分が尊敬するアーティスト達から
曲が良い、と言ってもらう機会が多く
それは、大きな自信につながってきている。

あ、そうか、私は、これでいいのか、というような。
そして、これと時を同じくして
来て下さるお客さんからも
曲が良い、と感想を頂くことが増えた。

月世界に初めて来て下さったお客さんからも後日
「曲がとても良い。
女性らしさを感じる歌詞で
とても共感出来る。初めて聞いた曲なのに涙が出た」と。

女性らしい、ということを意識して書いたことは無いのだが
そういう感想を頂いたことも、これまでは無かった。

いや・・・あったのかもしれないが
耳に入っていなかったのかもしれない。
正直な所
歌を褒められるよりも
詞曲を褒められる方が私は嬉しい。
(歌も褒められたらもちろん嬉しいんですが笑)

歌は、時間の芸術で
そこにあるようで無く、無いようで存在し
その時の調子や心情、出来映えによって
全然違うものになるのだが
曲は、今まで生きて来た全てで書く。

実際に曲を書くのに費やした時間だけではなく
そこまで生きて、積み重ねてきた全てで書く。

一瞬で消えていく歌とは違い
積み重ねて、一つの形を成したもの。
言葉一つの選択にしたって
一度ライブで歌った後で変えることもあるし
歌う土地によって、微妙に変えたりすることもある。

歌は、風紋。
曲は、絵画。

時間をかけ、一音一音選んで、また書き直し
そういう作業を評価される、ということが嬉しく
また、自身の時間の積み重ねに対しても
自信が少し持てるようになってきたのかもしれない。

特に、月世界で書き下ろした【ENTRADA】は
自分の中でもかなり冒険で
これが受け入れられるかどうかは
今後の曲の書き方の試金石にもなると思っていたのだが
予想以上の反響を頂いた。

そしてようやく
自身のプロフィールに
Singer & Songwriter
Composer

書く気持ちになった。

というわけで、プロフィールも、更新してみた。

今年は、もっともっと
曲を書きたい。

私は曲を書くとき、その曲を演奏するメンバーを想定して書く。
ENTRADAは、あのメンバーでやるから、あの中間部が出来たし
あの展開が書けた。

次は、伊藤志宏氏とのDUO。
これを書きながら、何人かのピアノソロのアルバムを流している。
イメージは既にある。
さあ、どう書こうか。。。
IMG_8434.jpg

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